今日は23日、あと約一週間で卒園式です。一週間前の16日に、こたろうが「保育園に来るのはあと10回ばい!」と言っていましたが、それも半分過ぎ…。卒園式の練習や卒園製作も大詰めを迎えています。今回は卒園児の紹介をしたいと思います。
年中までは、わたる達などリーダーについていく、という感じでしたが、年長になってからは、ケンカやトラブルでクラス内の雰囲気が悪くなっても、持ち前の優しさや明るさで上手に場を和らげて、どんな“ぶーたれ”も笑顔に変えてしまったりと、りょうがいると場の雰囲気が明るくなるのです。そんな人を引きつける魅力でなずな組のリーダーとして活躍してくれました。遊びでも活動でも一生懸命、人一倍汗をかきました!とにかく笑顔が最高なりょう、「りょうが好き!」小さい子の間でもファンが多いのです。
わたる
元祖のぞみっ子のわたる。入園当初は2歳。家では末っ子で甘えん坊?しかし、のぞみでは常に“リーダー”、ケンカやもめごとがあれば、「こうしたから〇〇の方が悪い」「〇〇はちゃんとこう言っていた」など、的確に状況分析、友達であろうとひいきなどせず、ズバリと指摘、常にフェアな判断をするわたる。みんなから一目置かれる存在なのです。しかし、競争では負けたくない!という気持ちが強すぎて、結果、負けてしまうと涙、涙…。また、一生懸命だけれども不器用で“びびり”、そんな意外な一面も、皆から愛されるわたるの良さなのです。
入園当初は部屋にじっとしていられない、絵本が聞けない、あまり友達と関わろうとしない…どうなることやらと思われていましたが、のぞみで周りの子達に揉まれ、今ではわたるとともに、ひまわり組の立派なリーダー格。負けるのが怖くて?勝負する前に避けていたケンカも、今では正々堂々、取っ組み合いもできるようになりました。また、記憶力抜群!保育者が「あれたい、あれ!」と思い出せないことも、「このことでしょ!」とズバリ言い当て、頼りになるブレーン。小さい子にも優しく教えます。「なんばしよっとか~!」「ばちかぶる!」と熊本弁も絶好調!
みさと
綱引き、大根抜き…力自慢で負けず嫌いのみさとの活躍はすごかった!遊び、運動…動くことが大好き!ついつい夢中になりすぎて、「みさとは遊びのルールが守れないから班長はできん!」と周りに言われ、悔し涙を流したことも。頑固なところがあり、悔しいことがあればだんまり…「言いたいことがあればちゃんと言わんと!」と、少しずつ自分の思いを言葉にできるようになってきました。悔しい気持ちをばねにして、ルールを一生懸命守ろうとする姿勢が皆に伝わり、班長に見事当選!また、小さい子にはどんなにイヤイヤされても、絶対声を荒げることなく優しく教えていました。
りんか
世話好きで、よく気付き、小さい子達から好かれるりんか。しかし、ちょっとしたことで、泣き虫、いじけ、ぶーたれ…毎日のように何かしらそういう場面があり、そこからどう立ち直るか、ぐしゃっとなりそうなところを、自分の気持ちに折り合いをつけて、切り替えることを目標に日々“訓練”、少しずつ切り替えができるようになってきました。今では、「なんばいじけとったんね?」「てへへ」とおどけられるようにもなりました。誰よりも自分と向き合うことが多かったのではないでしょうか。でも、縄跳び、鉄棒…くじけそうになっても負けずにやり遂げたね!とっても頑張り屋のりんかなのです。
卒園式の練習で5人が歌ったり呼びかけをしている姿を見ると、もうぐっときてしまいます。(こらえているのは私だけではないはず…)考えるだけで寂しいですが、卒園式は5人の飛躍の日!31日(土)、のぞみらしく質素ですが温かく…皆で門出をお祝いしましょう!
(文責・倉田)
【お知らせ・お願い】
◎来週の給食についてです。
・27日(火)・・・お弁当をお願いします
・28日(水)・・・青空レストランの予定ですので、年少以上児のご飯は、おにぎりを持たせてください
よろしくお願いします。
【今週の人気メニュー】
肉じゃが・小松菜納豆・シイタケのカリカリ焼き・ひじきと油揚げの味噌汁
給食の先生より
「皮が緑色になったじゃがいもは、舌がピリピリする毒があるんだよ」
「え~」みんな大好きじゃがいもに毒と聞いて、子ども達はびっくり
コメント
コメント一覧 (2)
とても凛花が成長していくにはすごくいい環境の園でした。
あんなに、引っ込み思案で泣いてばかりで、私たちにベッタリで・・・
そんな凛花がのぞみの丘に入ってどんどんたくましく変わっていく姿に毎日感動の
連続でした。
うまく自分の気持ちを相手に伝えれず自分の殻に閉じこもっていた子が、
大きな声で発言したり、行動したりと(まだウジウジしてしまう部分は多少見受けられますが・・・)人らしく成長する過程は幸せを感じれるほどの大きなものでした。
先生方の家族のようにあたたかい目で時には厳しく、熱心な教育をしていただいた結果だと、とても感謝しております。
また、毎日の園生活でお友達が教えてくれる事も、とても凛花の成長には欠かせない大切な経験ができたと思います。
私たち親は(勝手ですが)、成長して小学生になってしまう凛花の背中を見ているとさみしい、まだ今のままでいてほしいとつい思ってしまいますが
今後も沢山の幸せな事や苦難なこと等いろいろなかべに遭遇するかと思いますが、園生活で得た経験を忘れず小学校生活に親子で頑張っていこうと思います。
来週の卒園式は、とても楽しみに成長の節目をお祝いしたいと思います。
本当にあっという間の保育園生活でしたね!体も心も本当に大きく成長しました。
特にりんかにとって年長の1年は、心の成長が大きなテーマだったと思います。一日が終わると、「もう少しこうできたのでは…ああしたら良かったのでは…」と反省をし、「じゃあ、明日はこういう風にやってみよう!」反省、実践…その繰り返しの日々でした。私達もたくさん鍛えられました!
いじけたりしても、気持ちを切り替えて(これも切り替えられる時間が短くなるように、日々、少しずつやっていきました)、いじけていた自分を振り返り、受け入れて「てへへ」言えるようになったことは大事だと思います。最近、同じクラスのみさとが皆に責められていじけて何も言えなくなっていた時に、「もうみさとはちゃんと自分で言えらす!」と、みさとのちょっとした表情の変化を感じてか、りんかがかばっていました。自分も同じ立場をたくさん経験して、「自分で立ち直ること」に一生懸命取り組んでいたからでしょう。皆から責められたらつらいということも、よく分かっているんですよね。
さあ、もう土曜日ですね…。同じくとても寂しい気持ちですが、明るく笑顔で送り出したいと思っています!