7日(水)に七夕会が行われました。昨年に引き続き学童の子どもたちも参加して、飾りの制作リーダーとなってもらい、在園児に教えるという形をとりました。

 また各クラス、この会を通して子どもたちが成長できる場になるように取り組みました。

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 なずなの年長はまだリーダーとしての意識が薄く、個人プレーに走りがち...。

七夕飾りの制作をするにあたって、学童から教えてもらったことを次は下の子たちに教える!という形をとり、“自分たちの役割はこれなんだ!”という責任感を少しでももってほしいというもくろみで取り組みました。

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ただ「制作するよーっ!」ではなく、「学童さんから教えてもらったことを次は下の子たちに教えてもらうからね!」「先生になるんだよ!」と声を掛けると、“教えないといけない”という意識から話を真剣に聞いていました。

実際に、、、教えてもらったことを丁寧に年中に教える年長。誰に教えるかの担当決めも自分たちで率先して「俺は○○」「私は○○に教える」と決めていき、自分が教えてもらったように「ここをこうするんだよ」と優しく声を掛けていました。給食後の自由遊びのときに行ったので、“早く遊びたい”という気持ちもあったと思うんですが、担当の子が作り終えるまでずっと傍で見守る姿があり、意識の変化に成長を感じました。

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  ひまわり組では、人前で発表することが苦手なしょうたろうが、七夕の制作発表会が一つのステップの場となるように取り組むこともねらいにしていたようです。練習の時からはりきっている様子が伝わり、今回は大丈夫そうかなと感じた担任が「おわりの言葉も言ってみる?」と尋ねると、「うん!!」とやる気いっぱいに答えたそうです。

本番も見事前に出て発表することができ、本人の自信につながったように思います。

 

 このように、年長の成長が見られたのも学童の子どもたちの存在があったからとも言えます。なずな組ではこたろう、ひまわり組ではゆいこが総リーダーとして活躍してくれました。飾り物も、年長・年中・年少以下と、年齢に合わせて何が作れるかを一生懸命考えてくれ、教える時もこたろうは、てきぱきと教えていきながらも、その子が上達してくるとそれを見逃さず「おぉー!上手になったたい!」と評価の言葉を!ゆいこは、小さい子たちでもしっかり制作ができるように、のりを付けるところなどを分かりやすいよう印を付けたりしながら工夫して教えてくれました。

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その姿を目の当たりにした年長は、“小学生ってすごいなぁ”“自分もあんな風に教えれるようになりたい!”と憧れ、小学校への期待も膨らみます。

 

来年度からは、学童という存在をもっと輝かせるために、七夕に関する寸劇の発表なども取り入れたいと思っています。園児による合唱の発表も取り入れ、クラスの絆を深めていくとともに、文化的な行事を濃く・意味あるものにしていきたいと思っています。
(文責:小田原)
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【今週の元気もん】

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プールが深い特別な日.。゚+.(・∀・)゚+.゚年齢別に入り、おもいきり水遊びを満喫~~
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【人気メニュー】
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鯖の竜田揚げ かぼちゃサラダ 切り干し大根の煮物 オクラとそうめんのすまし汁

七夕という事で、天の川に見立てたすまし汁が出ました。子どもたちは「うわぁ~」と喜び、おいしさを噛み締めていました