朝から肌寒く感じられた9月20日（土）、第6会のぞみセミナーが開かれました。
子ども6人、保護者5組、職員6名のにぎやかな会となりました。

今回はまず、参加した子どもについての半年間の総括(知力・体力・心の面で成長した部分とこれからの課題など)が各担当保育士から伝えられました。その後はざっくばらんな意見交換会です。回数を重ねるごとに保護者からも活発な意見・提案があがってきています。こんな内容でした。

１．特性のある子どもをどう育てるか？
こだわりが強かったり、なかなか集団となじめなかったりと特性のある子どもを「普通じゃない」と捉えるのではなく、「特性を生かす」ことが大切なのでは、という意見が出ました。「特性を生かす」ためには保護者・保育(教育)者が情報交換をしながらその子を理解し、その子の専門家になることが必要だと考えています。そうして、集団の中で他の子とつなぐ作業をしていきたいと思います。

２．保育士と親…対立関係では子どものためにならない。
昔の親(今の園児のじいちゃん・ばあちゃん世代)は子どもがケンカをして(相手に叩かれたりして)帰ってくると「あんたも相手に悪かことばしたんじゃなかとね！？」と、自分の方に非がなかったか、という対応が主でした。(仮に少々相手に非があったとしても)
しかし、現代では「そら、〇〇くん(相手)が悪か！うちの子を叩いてから！先生もちゃんと見てなかったのでは？」と、全く別の対応だという話をよく聞きます。こんな他罰主義の姿はいつしか子どもにそのまま反映してしまいます。
他罰主義は親と教師の関係を悪くするばかりでなく、子どもの育ちにも影響するのです。不満があっても追及型ではなく協力型で解決していこうとする『かしこい親の姿』が子どもの心身の健やかな育ちの大きな支えとなるでしょう。

３．子どもとテレビの関係は？
のぞみの丘保育園の大型テレビは購入したものの、ずーっと物置の奥で眠っています。家庭でのテレビとの付き合い方はそれぞれに違うようです。長時間のテレビ視聴は百害あって一利なし。テレビとの付き合い方はどうすればよいのか…？なかなか簡単な問題ではなさそうです。今後、のぞみセミナーでも取り上げていきたいと思います。

【子どもたちはいま～取っ組み合い喧嘩編～】
ある日のひまわり組で事件勃発！２歳児同士のわっさん、かえくん取っ組み合いの喧嘩です！

理由は玩具の取り合い…ささいなものですが、最近になってこんな喧嘩が頻発しています。
泣きながら向かうかえくんと、ぐっと力を入れてたえるわっさん。実は前日にも喧嘩していてかえくんは『ママ～』と大泣き。２回目のこの日は『ママ～』と言わず、保育士の声掛けで泣き止み…少しずつ成長している様子。どうしてこうなったか？理由を聞きながら対応していくことで、ただの喧嘩で終わらせず心の成長・仲間づくりに通じるようにしていきたいと思います。

取っ組み合いしても弁当は隣で！喧嘩するほど仲が良い！？

【9月16日（火）の給食】
◇野菜入り麻婆豆腐
◇トマトの和風サラダ
◇わかめとレタスのサラダ
◇わかめスープ
◇ごはん

【9月18日（木）の給食】
◇スパゲッティミートソース
◇野菜の浅漬け風サラダ
◇パンプキンスープ
◇パン


【今週のおやつ】
カップケーキ、小袖餅、かるかん、ヨーグルト、みかん、梨などでした。秋らしくなり、梨も美味しい季節になりました！