のぞみの丘保育園 ブログ

のぞみの丘保育園は益城町北部、広安小学校北側の竹林の中にある45人の認可保育所です。 就学前に豊かな人間性の根っこが形づくられます。本園では特に日々の屋外活動を通して心の強さづくり、豊かな心、そしてかしこい子どもづくりを目指します。

2015年12月

12月25日(金)もちつき大会を行いました。
この日に向けて絵本を見たり、歌をうたったり、掛け声をみんなで考えたり…楽しみにしていました。
節句のお祝いを込めた5月以来、のぞみの丘では3回目のもちつきでした。

朝から準備する様子を見て『いつもと違うぞ?』と、興味津々の子ども達。
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《まさかず兄ちゃんと和枝先生の息の合ったもちつきに歓声があがります。まさかず兄ちゃんはこの日15キロのもち米を手のマメをつぶしながらも頑張ってついてくれました!のぞみ職員最年少の底力発揮です!ありがとう!!》

子ども達はまずは馬水神社までひと歩き…『今日はのぞみのもちつき大会です。今年も美味しいもち米をありがとうございます』とお参りをしてきました。

園に戻るとエプロン・三角巾に身を包み、もちつき大会のはじまり・はじまり~!
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《もちつきがんばるぞー!!エイエイオ―!》
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《♪もーちつき ぺったんこ♪の歌をうたって、元気よくスタートです!》
ひまわり組のもちつきは班ごとに行い、3歳児以上の子ども達が杵でもちをつきました。
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《るーくん、あやめちゃん、すーちゃんのきいろがしゅか班長の餅つきを見守ります。》
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練習していた『そーれ!よいしょ~!』の掛け声に合わせるのはなかなか難しく…ドキドキしながらのもちつきとなりました。後ろの応援部隊の声援をうけながら頑張っているまほちゃんです。
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《もちつき三回目のわっさん、なかなか様になってます!?》
掛け声の応援で参加した1・2歳の子ども達も、お兄ちゃんたちの姿を見ながら手をたたいたり、目をまん丸くして見ていましたよ。

『私もしたい…!』と泣いていた1歳児すーちゃんも『お姉ちゃんたちみたいに大きくなったら、できるよ!』と聞いてグッと我慢できました。のぞみでは、安易に子どもの要求をそのまま受け入れないように心がけています。待てる子どもづくり、こらえきれる子づくりを目指している我が園。餅つき一つとっても、見る段階、見て応援する段階、実際杵でつく段階とあえて分けて、子どもの参加を区別しています。そうすることで、餅つきを通して、子どもたちに自分の立ち位置を確認させたいのです。楽しみは、待てば待つほどその間子どもは幸せを長く感じ、そして何より我慢力、忍耐力がつくと考えるからです。何でもすぐ手に入る現代とは、真逆の考えですが・・・・・。
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たんぽぽ組さんはついたおもちを真近で観察しました。とろんとしたもちの様子に釘付けでしたよ。
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つきたてのおもちは自分で丸めて野菜たっぷりのお汁に入れてお雑煮にして食べました。
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やわらかく、あたたかいもちの感触を感じながら自分でちぎって、オリジナル雑煮の完成!きな粉もち、納豆もちも大人気!おかわり続出でした!
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お雑煮美味しかったよ~!!機械では味わえない、手づくりもちのおいしさを贅沢に感じた子ども達です。
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《食べたら美味しくって♪こーんな笑顔になっちゃたよ♪とゆうせいくん!》
今年のもち米は岩手県産(Dr.米峰の実家より)と阿蘇産(坂田さんからのいただきもの)でした。すーちゃんママ・みさとちゃんときょうかちゃんママももちを丸めるお手伝いしてくださいました。また、福永さんからは餠切り機を貸していただきました。みなさんのご協力、ありがとうございました!
少しずつ持ち帰り、お家でも味わってもらいました。みんなの力でできた手づくりもちの味はいかがでしたか??感想お待ちしていまーす!

【緊急職員研修開かれる~のぞみのつれづれ職員日記】
26日(土)大掃除の合間をぬって、緊急職員研修会を行いました。Dr.米峰より乳幼児突然死症候群(SIDS)の話を中心に、大人と子どもの体のつくりや機能の違いをふまえて、緊急時の対応の仕方をレクチャーしてもらいました。日々子ども達を預かる保育園では、子どもの健康・病気は家庭との連携も欠かせない重要事項です。今後のセミナーでも取り上げていく予定です。

【のぞみのミニミニ農園、収穫だ!】
園庭にあるミニ畑でさつまいもの収穫をしました。PC220892
《はじめは畑の土におそるおそる触っていたふたりも、力強く掘りはじめました!》
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《収穫後のこの笑顔!自分の力でとった喜びでいっぱいのすーちゃんです。》
とれたお芋はもち米蒸しの残り火で焼き芋に、あとはまたおやつで味わう予定です。

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《先日は1年間の感謝を込めて、馬水神社の大掃除・おつとめをしてきました。》
来年も、ブログにて子どもたちの様子や保育実践など詳しくをお伝えしていきたいと思います!
1月6日にはのぞみの丘保育園も2周年を迎えます。皆さんに支えられての楽しい、そして元気な、でも少し個性的な?保育を展開できました。有難うございました。

【今週の人気メニュー】
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《親子とじが人気で野菜も卵と一緒にパクッと食べてしまいました。松本先生の来年の美味しい給食も楽しみですね!》

今週は北風小僧の寒太郎がやってきたか…!?と思うほど寒さがぐっと厳しくなり、12月らしい日が続きました。子ども達は小さい子を中心に体調を崩している子が数名います。登園している子は元気で『さむーい』と言いながらも上着を着て、冬を感じつつ散歩に出かけました。寒い中でも、こんなあたたかい触れ合いがあった今週でした。

★16日(水)散歩途中で目にしたのはキャベツの苗植えでした。作業をされていた女性は『おはよう。かわいいね~』と子ども達に声をかけてくださいました。
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子どもたちの目は、畑を耕すトラクターとクルクルと回りながら苗を植えつけていく機械に釘付け…!

★いつも牛を観察させてもらっている牛舎の方ともお会いしました。前日に頂いた手づくりピザのお礼を伝え、しばらくおしゃべり♪
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あたたかくなったら、また牛の赤ちゃんが生まれるよ。と教えてもらいましたよ。

★17日(木)益城病院の牛島さんのご厚意でいただいたクリスマスリースづくりを行いました。
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夏に牛舎横の果樹園でもブルーベリー狩りをさせていただいた方です。その時に約束していたから…と園児全家庭分の材料(土台の杉の葉リース・松ぼっくり・山帰来の実・蓮の実・リボン等)をそろえていただき、立派リースの土台も作ってもらいました。
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子ども達は本物の素材に触れながら、親子でリースを作り、各家庭に持ち帰りました。
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3歳以上の子ども達は自分で飾り付けをしました。素敵な材料を前に真剣に説明を聞いています。牛島さんのおかげで貴重な体験ができました。ありがとうございました。

のぞみ散歩では自然とのふれあいだけでなく、働く人の姿を見たり、おしゃべりをしたり…地域のひととのふれあいも大切にしています。のぞみっ子を見守ってくださる地域の方々に感謝しながら、のぞみの保育実践を進めていきたいと思います。

【歯科検診を行いました】
12月17日(木)健光歯科の平田先生による歯科検診を行いました。平田先生に優しくじっくりと子どもたちの歯を診ていただきました。虫歯の有無だけでなく、噛み合わせや喉の様子まで一人ひとり時間をかけての検診でした。初めての歯科検診…0歳児さんは泣いてしまう子もいましたが、ほとんどの子が「あーん!」と口を開けて、上手に受けることができましたよ。PC170824
検診結果はその日のうちに保護者に伝えました。特に乳幼児期は親の仕上げ磨きが欠かせません。大人が子ども達の歯の健康を守り、治療が必要な歯は、早めに受診しましょう。

【のぞみの心の根っこづくり】
さて、そんな歯科検診の中でも朝から「口開けん!」と、言い張っていたせいぎくん。いざ検診の時間になっても、事務所に近づこうともしません。かなり警戒しています。「あーんって口開けるだけよ。痛くないとよ。」と、私たちがいくら言ってもダメです。どうしようか…無理にでも連れていくか…と頭を悩ませていると、それを見たしゅかちゃん『一緒に行こうか』と手をつなぎ、せいぎくんも『うん』と素直に事務所の前まで来ました!
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先生に抱っこされて受けるかと思いきや『しゅかちゃんと手をつないどく!!』と、せいぎくん。大人の指導力を仲間の絆、信頼感が大きく超えた瞬間でした。集団作りに鍛えられた子どもたちの発想の柔軟性・知恵には本当に感心させられます。帰りの会でみんなに褒められたせいぎくん・しゅかちゃんの満足そうな表情が何とも印象的な出来事でした。

【合同学習会を行いました】
12月17日(木)保育園と、子ども研究会(集団づくりを専門に研究している会)との合同学習を行いました。子ども研究会からは十数名の現職の先生方、保育園の職員5名が参加しての会となりました。今回は保育園での集団づくりの取り組みレポ―トをもとに議論し、こんなことが語られました。
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①子どもの心の成長の臨界期は!?
子どもの心の成長(優しさ・強さ・思いやり等)=情操教育の臨界期は幼児期に訪れるのではないか、という仮説です。つまり、乳幼児期こそが心の発達に大きく影響する時期であり、小学校・中学校では心の根っこがしっかりしていないと、その後の大きな心の成長はなかなか難しい…。そう考えると、心の根っこがつくられる大事な時期の子ども達を預かる保育園の使命は大きなものであると改めて思いました。

②子どものとらえかたは大人次第で、どのようにも変わる!
『ちょっと変わってる子』を集団の中でみんなと触れ合わせて育てていくか、はたまた集団から引き離し、「その子にあった個別対応」だけの環境で育てていくか…では、その後の子どもたちの人生に大きな差がある、という話もなされました。どんな子でも集団での人とのふれあいの楽しさ・心地よさや満足を感じられるようにしていきたいと思いました。大人も、子どもも集団から遠ざかりがちな現代、だからこそ小さいうちから集団にしっかり馴染ませることはとても大事なことであると確認しました。

③学習で伸びる子とは?
小学校以降の学習に関しては『やる気がある、少々のことではへこたれない』という心を持つ子どもが伸びていく傾向にあるというお話もありました。やはり学習面にも『心の強さ』が影響するようですね。

今回の合同学習会を通して、改めて保育園の重要な使命を感じました。小学校以降の子どもの育ちや親の姿・悩みについて情報をもっていらっしゃる現職の先生方の存在はとても心強いものです。これからも定期的に学習会を行って、交流をしたいと思います。

【今週の元気もん】
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《オリーブタウンの公園にて。ゆあ姉ちゃんと一緒にお馬さん♪背中がくっついてあったかいね♪こうたくんも満足そうです》
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《リースづくりに真剣な眼差しのきょうかちゃん・みさとちゃん。キラキラのリボンでとっても嬉しそうでした☆》
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《どこに付けようかな?大きい子たちは自分なりに配置を考えて作業していましたよ♪》
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《お日様ぽかぽかで眠たいよう…♪とかずくん。草っぱらのベッド…なかなか気持ちよさそうです。》
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《靴下履かせてあげるね。自分のことでも精一杯のちーくんが一生懸命してあげる姿は何とも微笑ましいものです♪こゆちゃんも嬉しそうです♪》

【今週の人気メニュー】
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《具だくさんの味噌汁には野菜がたっぷり!「茄子あった!玉ねぎも!これ人参!あげもあるよ!」と探しながら味わっていました。鶏肉のさっぱり煮もおかわりが出るほど人気でした。お肉が少なくなっても骨をカミカミ…それほど美味しかったんでしょうね♪》

認可保育所になったことで11月から本格的に始まったのぞみの給食も1ヶ月半を迎えようとしています。毎日の給食づくりを主に担当するのは、若さと、やる気の松本先生です。

☆子ども達の反応は?
週二回の給食(希望者のみ)の時代は、毎日弁当生活の子が3分の1強を占めていた我保育園。『初めての給食の味』に出会う子ども達が多くいました。給食が始まった当初は野菜が苦手だったり、初めての味付けに戸惑ったり、小さい子は食材の見た目からなかなか食べようとしない子もいました。次第に給食の味にも慣れてきて、友達の食べる姿を見たり、保育者の声掛けにより、一口パクっと食べてみて、美味しく感じ、そのあとも自分で食べることも増えてきました。散歩の帰り道は「給食食べよう~」と言いながら…帰園して玄関のドアを開けると「いい匂い~♪」と給食の美味しそうな匂いに思わず顔もほころんでいます。温かい出来立ての味を味わえるのは給食の醍醐味ですね。
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☆松本先生のキラリは?
12月から本格的に松本先生オリジナルの献立になりました。研修にも園全体で参加し、子ども達により安全・安心な食事を食べさせるべく、日々精進しています。のぞみの丘保育園の給食のこだわりは…ズバリ!

①出汁からとる!その後も活用する!…和風の出汁は市販のものではなく昆布・いりこ・かつおなどからとるようにしています。出汁をとったあとも、その昆布やいりこは細かく刻み、煮物や汁物に入れて活用しています。

②一汁三菜で色々な味に触れる…副菜を豊富にすることで色々な味に触れられるように心がけています。調理の効率はもちろん考えますが、それ以上により多くの味にふれることが、乳幼児の時期には大切だと考えています。レシピは松本先生のオリジナルのものもありますよ。松本家の味は薄味なので園の給食も薄味に…味覚の敏感な子どもたちにとっては、有り難いことです。子どもからの薄味作戦は、未来の成人病予防の第一歩ですからね。
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《今週の人気メニュー。温野菜で野菜そのものの味も味わいました。》
松本先生曰く『やりたいことはいっぱいあります!』まだまだ始まったばかりののぞみ給食ですが、夢はいっぱいつまっています!来年の夏前には園舎を含めた調理室が増築予定です。また新しい設備で松本先生のやる気が発揮されることと思います!

【のぞみの心の根っこづくり】
朝のおやつの後…最近は、2歳児のるーくんが率先してみんなのお皿集めをしてくれます。ひまわり組では年下の方でお世話されることが多いるーくんですが、0~2歳児で食べる朝のおやつの時間中は年上のお兄ちゃんです。こんな環境があるのも異年齢保育の良さなのかなぁと思います。
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《かんちゃん、お皿ちょうだい~!》
誰から言われるでもなく、お皿を集め、たまに1歳児のゆうまくんにお皿を横取りされそうになりますが『せんで!』と言って頑固に責任をもって、自分で決めた『しごと』を頑張っているるーくん。このやる気の姿を大切にしていきたいと思います。

【今週の元気もん】
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《今週金曜日は弁当の日でした。久しぶりの弁当…!先生見て~!の弁当自慢のあとは黙々と食べ続けた子ども達でした。》
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《給食も美味しいけど、やっぱママの味もおいし~い♪こはなちゃんパクパク食べていましたよ!》
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《ジョギングの後は、今週から、伝承遊びタイム『かごめかごめ♪』で遊んでいます》

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《ゆうとくん、答え言っちゃだめだよ~!あれ~?ごめんごめん!こんな風に遊びの体験を重ねています》
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《朝も早よからじっちゃん先生のアコーディオンタイム♪ゆあちゃん音が出る仕組みに興味津々!!》
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《これな~に?毎日の散歩では不思議なもの・面白いものがたくさん子ども達の心を魅了します!こゆちゃん・ふーちゃん興味津々のいい表情です!》
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《牛小屋横のもみじ鑑賞。るーくんの持ってるのきれい…☆と、りのちゃん!?》
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《レゲエかんちゃん!?♪なかなか嬉しそうなドヤ顔のかんちゃんなのでした♪》



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