のぞみの丘保育園 ブログ

のぞみの丘保育園は益城町北部、広安小学校北側の竹林の中にある45人の認可保育所です。 就学前に豊かな人間性の根っこが形づくられます。本園では特に日々の屋外活動を通して心の強さづくり、豊かな心、そしてかしこい子どもづくりを目指します。

2019年01月

4月、14名いたたんぽぽ組は、これまで個々の発達にあわせて進級していき、現在9名となりました。

2月に進級予定のまさきは、今週からひまわり組で一緒に給食を食べ、様子を見ておやつ、おつとめ、のぞみの会とステップを踏んで徐々に慣らしていく予定です。

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  「がんばるぞー!!」ひまわり組さんよろしくね☆(元たんぽぽ組のメンバーと)

当初、0歳児は歩けず、散歩では抱っこや散歩車に乗っていた子供達も、みお、なお以外は大きい子と手つなぎで散歩に行くまでに成長しました。
もちろんイヤイヤも多いですが…。

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あたち、あるけるようになったよ

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押し車ではありません 椅子を片付けています 

言葉の理解力も付き、こちらからの言葉かけも理解して行動できるほどに。

そして、トイレトレーニング、のぞみの会では自分でマットを出し、散歩の準備、洋服の着脱、自分の持ち物の管理等、言葉をかけ一緒にやりながら、「○○しなさい」ではなくどうしたいのか問いかけをしたりして、出来たらしっかりほめ頑張らせています。

 

かわいい子ども達、つい何でもしてあげたくなりますよね(^-^;

してあげる方が時間もかからないし、簡単ですが、子ども達のやる気、自立を伸ばしていく為には、自分でするように指導することが大切です。

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ゆづきです…何でも自分でせんとすかんとです  ゆづきです… 
  

子どもが、自分でやる・やらないは、子どもをとりまく環境や、大人の関わりが大きく影響しています。

出来た時の喜び、達成感はこれから先、子どもが成長していく上で、色々な事に挑戦する自信とやる気に繋がっていくのではないでしょうか

全く出来なかった子ども達が、少しずつ進歩がみられてくるようになると、私達保育士もやる気が出ます。(^_^)

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睦月遠足 たこあげ 歌の発表、とっても上手でした


家庭での取り組みにもうれしい変化があらわれてきました。

こうのすけは、りこの着替えを持って行くなどのお手伝いをしているそうです。

さちかは、園でズボンとオムツをおろして自分でトイレに行こうとするように、お家でも同じように頑張っているようです。洗濯物を洗濯機に入れにいくこともしています。

こうは、ご飯運びのお手伝い、食器の片付けも頑張っています。

このように、園の取り組みが家庭にひろがり、家庭の取り組みが園でより高められていく、この相互作用が必要不可欠だとつくづく感じます。

子ども達のこれからの成長がますます楽しみになってきました。

(文責・西山)

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朝のお仕事中  

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あーーーっ   ぬげん

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「みて みて  おれできるようになったばい

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手洗いはぎゅ ぎゅ ぎゅ~  

【お知らせ・お願い】
2月1日(金)から、岡谷天馬君(2月18日で5歳になります)が入園します。よろしくお願いします。

◎夕方のお迎えですが、外遊びをしている時は園舎横(給食室の隣)の入口からお迎えをお願いします。
 また、いつもとお迎えが違う人に頼む時も、外遊び中は園舎横からお迎えに来て頂けるようにお伝えください。


◎ニュースにも取り上げられましたが、他県で送迎時の死亡事故がありました。のぞみでもこのような事がないように、必ず手をつないで登降園するようにお願いします。

【今週の人気メニュー】
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 南蛮漬け 高野豆腐の炊き合わせ 蓮根とひじきのサラダ キャベツの味噌汁

よく見るとお魚は刻んであるし…
炊き合わせも一つ一つ小さいような…
これはたんぽぽ組の給食  発達に合わせて刻んであります。
野菜いっぱいですが、ペロリと食べてしまいました。

12日(土)、セミナーが開かれました。今回のテーマは「子どもと友達」です。

まずは、「友達」について、子どもを取り巻く現状を園長先生から―

『今の子ども達は放課後に塾や習い事で友達と遊ぶ時間がなく、ある調査では、自宅以外で遊ぶ場所で「友達の家」が過去最低になったというデータもある。生まれた時からスマホやタブレット、ゲーム…とネットにつながる環境があり、友達と遊んだといってもオンラインゲームで遊んだり、ラインなどで連絡を取り合ったり、“生”の触れ合いが減っている。中には仮想空間の中でしかつながりがないという“友達”もいる。』

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≪クラスごとの群読発表!≫
 

まず、そういった環境の中で「友達」の必要性はあるのか?そもそも「友達」ってどういう存在?ということについて考えてもらいました。親御さんの中には、ずばり「友達はいらない」派の方も。悩みを友達に相談しても、結局自分がしっかりしていないと解決できないことが多いし、年上の世代の意見の方が参考になる。しかし、我が子に対しては自分のようになってほしくない、やはり友達はいてほしい、と。また、小・中学校での「友達」との仲と比べると、社会人になって仕事や趣味などを通じて知り合った人は、友達というより、一応つながりはあるが付き合い程度かなと感じる、との意見もありました。

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≪緊張した子も多かったようです。ほとんどの子が前に出ることができました!≫
 

代表からは、目先のことを考えると、勉強や受験にとっては友達は邪魔になる場合もあるが、しかし、人とどうやって付き合っていくか、社会性などを身に付けるためには、やはり友達は必要だ、という話がありました。しかし、友達を作るにも付き合っていくにも昔のように自然にできないような現状で、それに対して親はどういった対応をしたらいいのか?どういうスタンスでいたらいいのか?保護者の方が実際に経験した子ども同士のトラブルの話をもとに、グループ討議をしてもらいました。

 

・大人は中途半端に子どものトラブルに介入してはいけないと思う。子どもにアドバイスはして、子ども自身に対応させたほうがいい。

・のぞみではケンカのルールなどあるが、他の園の子とは対応の仕方が違うかもしれない。

・ケンカして仲よくなるということも多い。どう乗り越えていくか学んだりできるのでトラブルは必要。

・小学生の子どものトラブルで先生に入ってもらったが、解決できずに余計こじれてしまったことがあった。

・暴力などには口は出すが、それ以外なら大人は出ずに、見守ることが大事だと思う。

 

以上のような意見が出ました。聞いていて、のぞみの保育と同じ考えを持った方が多いなと感じました。のぞみでは「トラブルは宝」という考えで、子ども同士で解決させるようにしています。親や先生が下手に介入しても、事が余計ややこしくなったり、誰も得しない結果となることが多いと思います。昔は子どものケンカに口を出す親はほとんどいなかったことが嘘のようです。やはり、子どものトラブルは子ども同士で解決していくことがベストなのですね。しかし、全て子ども任せにするというのではなく、保育の中でも様子をちゃんと見守りますし、助言をしたり、変な方向に行こうすれば軌道修正したりします。理事長からも、親が全く知らないではなく、情報を共有しておき、それを子どもの成長や教育の材料にしてほしいとの指摘もありました。


≪頑張った子ども達、ご褒美の親子ふれあいタイム🎵≫

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先程の件では相手の親に言ったら、こちらの意図する結果とは真逆になってしまったそうです。それについて代表より、「だからもうその人には子どものことは言わない」となれば元も子もなくなるが、そうではなくて、そんな風に親は出てくることを学んだので、「次回はどう対応しようか?」と考えると、親としての指導の幅がより豊かになり、勉強にもなると考えた方が得、その人は自分を高めてくれると思えばいい、とアドバイスもありました。なるほど!


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親にとって子どもが辛い目に遭ったり悩んでいる時に、それを見守る時間はきついかもしれませんが、目先の解決ではなく、数年後、十数年後、大人になってから…と長い目で子どもの成長を考えると、子どもが自分自身で悩みもがき、乗り越えていくことはとても大事なことですよね。

(文責・倉田)

 

【お知らせ・お願い】
◎感染症が流行する季節です。手洗い等はもちろんですが、人ごみを避けたり、早寝早起きなど規則正しい生活習慣を続け、予防に努めてください。


【今週の元気もん】
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ゆづきは🍙一口で 皆、愛情弁当の日を楽しみにしてます

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実はかけっこ中 ゆいとも走るようになったよ~(ちょっとはね

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演技派ちあき重い石を持ち上げ中なりきってる~

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次は力士になりきり中るきと、腰はいっとらんばい

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最後は、新郎新婦になりきり せいぎ、夢がかなったね~

【今週の人気メニュー】
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白身魚の甘酢あんかけ 干し野菜のきんぴら 白雪サラダ じゃがいもの味噌汁

給食の先生より
きんぴらは、切り干し大根だけでなく、干しごぼう・干し人参も手作りで
「ポリポリする~」と子ども達。歯ごたえ・栄養も満点なのだ



 新しい1年が始まりました!今年もよろしくお願いします!
保育園も本格的にスタートして、1週間が経とうとしています。ほとんどの子がお休みを元気に過ごし、登園してきました。大きな事故や病気なく過ごせたようで安心しました。
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《安永神社で初詣!今年もみんなが元気に過ごせますように!》
 

 実は、のぞみの丘保育園は先日1月6日で開園5周年を迎え、6年目がスタートしました。開園当時から『子どもは子どもの中で育つ』という理念のもと、試行錯誤しながら保育実践を行ってきました。その中での成果のひとつとして『お世話上手な子どもが増えた』ということがあります。今年の年長児は特に、1歳児からのぞみに通っている子が多く、小さい頃からお世話される経験・そしてお世話する経験を積んできました。 

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《私たち、昼寝しない練習中です。みんなでシンデレラに夢中
 

3月の年度末に向けては、一年間のまとめの時期であると同時に、世代交代の期間でもあります。ひまわり・なずな組では生活の色々な場面で、年長はこれまでのお世話役から引退の季節…サポート役に周り、年中・年少が小さい子のお世話役の中心になっていきます。

 例えば、初めて班長になった年少・こはなには、年長・ひなが手取り足取りで班長の仕事を教えます。『こうせなんとよ!』と教え、うまくできたら『そうそう!上手!』と褒めてやり…心配そうに横からのぞいたり…。先日の帰りの会で『こはなが班員さんのことを見てから“せーの!”って言ってたのが良かった!』と友達に褒められると、ひなも自分のことのように嬉しそうにして、二人で『イエイ!』と手を合わせていたのが印象的でした。
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《小さい子のチャックを一生懸命手伝ってあげる、こはな。自分のチャックはさておき…自分のことより他人のこと!素晴らしい!ひな姉さんの教えが生きてるぞ!!》

その他の場面でも…先日せいぎが、自分の班の給食準備を終え、他の班の手伝いをしていると、それを見た年中・そうたろうと、りこも他の班の子が困っていないか見回り、みんなのハンカチが畳んであるかな?とチェックまでしていました。

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《ばあ〜!可愛いみおを何とか笑わせようと頑張る男たち…

 お世話上手な子が増えてくると、それを真似する子が増えてくる…というのを実感します。その結果『自分のことだけ』ではなく『周りのことにも』目が向く子が増えてきました。         

 保育実践の結果としては『これができます!あれもできます!』という派手な成果ではありません。しかし、社会の中で生きていくためにはとても大切なこと、その根っ子をこの乳幼児期に育んでいきたい!と目論んでいます。『自分のことだけではなく、周りにも目を向ける』という、のぞみの伝統の芽がすこーしずつ芽生えてきたのかな…と感じています。そんな芽をこれからも絶やさぬよう、また増やして伸ばしていけるよう、今年も子どもたちと向き合い、頑張っていきたいと思います。
(文責:高森)

【お知らせとお願い】
◎1月から職員体制が変わりました。渡邊照美先生がたんぽぽ組、ご主人の渡邊隆照先生が学童なのはな組を担当します。よろしくお願いします。
◎明日ののぞみセミナーは9時〜『子どもと友達』がテーマです。子どもたちは群読をします。多くの参加をお待ちしています。9時までにはトイレ等済ませておいてください。
【今週の元気もん】
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たんぽぽ組青空給食〜!ベランダぽかぽかで気持ちいいよ
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新春のぞみの相撲大会!!みあってみあって〜…ゆいの構え、素晴らしい♪ゆずも頑張って耐えました!
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馬水神社にもお参り!今年も一年たくさん遊ばせてください!
【今週の人気メニュー】 
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鮭のオーブン焼 たたきごぼう 卯の花 小松菜の味噌汁

たたきごぼうが給食初登場!『ん!?すっぱい!』とはじめての味に驚きながら食べていたみんな。おかわりは和食好きの男の子たちが多かったです!
 

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