のぞみの丘保育園 ブログ

のぞみの丘保育園は益城町北部、広安小学校北側の竹林の中にある45人の認可保育所です。 就学前に豊かな人間性の根っこが形づくられます。本園では特に日々の屋外活動を通して心の強さづくり、豊かな心、そしてかしこい子どもづくりを目指します。

2019年03月

先週22日(金)、弥生遠足(お別れ遠足)に行ってきました。遠足には暑くもなく、寒くもなく最適の気候で、いつものように寺迫の山桜を目指して、往復約7㎞!年長児・年中児、さあ、歩けるか!?
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その週の月曜日に下見に行った際は、数えるほどしか咲いていなかった山桜、ゴール手前で発見!なんと満開の木が見えるではありませんか!皆の日頃の行いが良かったのね・・・!
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「あれがゴールだよ!」

山桜の下で、全員が「進級への誓い」を大声で!
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「小学校で勉強頑張ります!」
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「友達たくさん作ります!」
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次期リーダーの年中さん達も!
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皆、立派に宣言しました!

さて帰りですが、例年は帰り道にぐったりする子が多かったのですが、今年は皆とっても元気!歌なんて歌いながら、余裕でゴールしたのでした。全員そろって完歩!さすが、日々頑張ってきた成果です。
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さて、お別れ遠足が無事に終わると、残すはいよいよ卒園式です。
子ども達の間では何十日前からカウントダウンが始まっていましたが、いつの間にか片手で数えるように…あっという間でした。

 

今年の卒園児は8名。多くが1歳くらいから通っている、元祖のぞみっ子達です。ケンカも数えきれないくらいしました。小さい子のいやいや、競争、ゴタゴタ…色んなことに一緒に向かってきた仲間達。酸いも甘いも(?)一緒に乗り越えてきたメンバーなのですね。こちらがうらやましくなるくらい仲が良いのです。

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倉田亜衣美さん
元祖泣き虫!色んな場面でメソメソ・シクシク・・・よく泣いていました。食いしん坊は小さい頃から!?おかげで体も心も成長し、小さい子のお世話は保育士顔負け、ひまわりのまとめ役です。

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古閑森琉希斗くん
したくないことは”ふてくされの術”!ストライキして絶対しませんでした。とっても恥ずかしがり屋さんですが、今では小さい子が困っていれば、すぐ気づいて声を掛ける優しい兄さんに成長!

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園田光花さん
雨の日の散歩など、よく泣いていました。取っ組み合いのケンカもたくさんしました。年長さんになってからは、気持ちのコントロールが上手になり、ケンカも仲裁する側になりました。

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上田彩芽さん
元祖イヤイヤマン!散歩で歩きたくない時は絶対動きませんでした。今ではイヤイヤする子に、あの手この手で取り組み、競争の作戦もどんどん思いつく知恵者!

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河本理人くん
小さい頃はよく手が出ていたやんちゃ坊主。少しずつケンカの仕方も上手になり、今ではちゃんと言葉で言い合いをします。絵本の質問では、しっかり考え、想像力も豊か!

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長島誠義くん
思い通りにならないと大泣き!手を焼きました・・・。今では持ち前の優しさで、チビからの人気も一番!遊びも上手で、皆、「せいぎー!」と寄っていきます。

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山崎想真くん
登園時、玄関でお母さんと離れたくなくて、よく泣きました。小さい頃の写真は泣き顔ばかり・・・今では「おはよー!」大声で登園。正義感は人一倍、悪いことにはちゃんと「だめ!」と指摘します。

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合志ひまりさん
入園当初は、「あっち行ってよ、ベーだ!」と、周りを寄せ付けませんでした。少しずつ活動にも慣れてきて、友達もたくさんできました。皆を集めてごっこ遊び、おしゃべり大好き!


明日の卒園式では、8人で「お別れの言葉」を発表します。 

8人とこれまでののぞみの日々を一緒に振り返り考えました。「あ~そんなことあったよね!」「○○は小さい頃はこんなだったよね」など、嬉し恥ずかし、色んなエピソード・思いが溢れました。そのため、少し長めの内容になったのですが、さすが年長さん、よく覚えて分からなくなったら「○○だったたい」と教え合って練習していました。

 

また、練習中、一人の子が間違って言ってしまった時、恥ずかしい…悔しい…で、とうとう泣いてしまいました。しかし、「あ、間違えた!」なんて茶化す子は誰もおらず、「どうした?」「私も最初から間違えたよ」「オレも言葉忘れちゃった」と励ましたり、よしよしと頭をなでてあげたりしていました。仲の良さ、チームワークの良さを見せつけてくれました!

 

こんな風にこれまで練習を積んできて、いよいよ明日が本番です。卒園式というセミナーとは違う、独特の雰囲気の中での発表は緊張するとは思いますが、皆さんで卒園生の門出を見守って下さい!
(文責・倉田)

【お知らせ・お願い】
◎明日の卒園式について再確認です。
開式は午前10時からです。9時40分までには、トイレ等済ませておいてください
また、在園児(年中児・年少児)の降園時間は、11時に変更します。(早まります。)間違えの無いように宜しくお願いします。

◎日中は暖かくなってきました。布団や着替えを薄いものや半袖等、来週からお願いします。

【今年度最後のメニュー】
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3月29日の献立は、「おたのしみ」でした
3月は、給食の先生が卒園生からのリクエストをたくさん取り入れてくれました
最後のメニューは、カツカレー・ひじきのサラダ・果物
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わあ~散歩から帰って、たんぽぽ組の子は一旦停止
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大きい子達もか~い


 3月から娘・ゆうが入園し、3週間が経ちました。保育士として、親として見えてきた、のぞみの特徴をレポートしたいと思います。
 1つ目は、年中・年長児が大泣きするゆうに取り組む中で、見えてきたことです。私(高森)が近くにいることもあり『お母さんがいいー!』と、1日に何度も泣き叫び、イヤイヤは最強レベル…?

 しかし、今まで数々のイヤイヤさんに立ち向かい、あの手この手で乗り切ってきたのぞみっ子はめげません!手を振り払われようとも、大泣きされようとも『キティちゃんが見てるよ〜、頑張ろっか!』と声をかけ、時には『あ〜あ、また泣いちゃった』と苦笑いし、それを見ていた子が『まだ初めてだから、しょうがないもんね』と子ども同士でフォローまで。
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≪イヤイヤのこうのすけ!それでもひなはめげませんこのあと、しっかり手を繋いで帰りましたよ!≫
 新入園児さんが入ってくると、初めは子どもたちがみんな興味本位で寄っていく…これはどこの園でも見られることのようですが、その後はその興味も薄れ、保育士との対応が中心になることが多いのではないでしょうか。どんなに拒否されてもお世話し続ける子どもたちを見て、改めて『困難に立ち向かい、乗り越えようとする力』が身についていることを感じました。
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≪お昼寝の寝かしつけは年長さんも手伝っています。この子は背中をなでなでするとすぐ寝るよ、など自分たちで見つけ出した秘策も・・・
 2つ目は、ゆう本人が「お世話されること」に慣れていないという点です。前の園では同年齢クラスで過ごしていたため、それも大きな変化だったようです。のぞみでは、たんぽぽ組(0,1歳児)から『大人との1対1の関係づくりに加え、子ども同士の関わりを持たせる』ということに意識的に取り組んでいます。例えば、散歩の手つなぎで『先生とは手を繋ぐが、大きいお兄ちゃんとはいや!』という子も、少しずつ大人から子ども同士へと移行できるようにしています。のぞみでは日常的に『大きい子が世話をする』ということが当たり前の環境になっているのです。
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≪ゆいとも、兄ちゃんたちとの手つなぎ練習をがんばってます!≫
 家庭では一人っ子の子も、のぞみという大家族の中で、小さい子は小さいなりに、年上の子との関わり方を日々学んでいっているのですね。それは、大きくなってからの友達(人)との関わり方の大事な基礎部分になってくるのではないか、と予想し実践しています。

 3つ目は、体力の差です。散歩で鍛錬の日を体験したゆう(2歳)は、後半睡魔と戦いながら何とか完歩。その横で文句ひとつ言わず、スタスタと歩いていたのは ゆづき・しんぺいたち(1歳)でした!この差は、やはり小さい頃からの毎日の散歩の積み重ねではないか?と感じた出来事でした。
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 入園した娘から見えてきたのは、のぞみっ子たちの今まで積み上げてきた社会性や体力・気力です。
 のぞみでは、こういった非認知能力(人とうまく関わる力・目標に向かって継続する力など)を高める最も適切な時期として乳幼児期を捉えています。そして、その認知能力という土台がしっかりしていれば、将来の認知能力(IQで測れる力=学力)も高まるのではないかという仮説を持って実践をしてきましたが、最近ではこれと同じ話題がメディアなどでも取り上げられています。
 0〜6歳までは、将来きれいな花を咲かせるための、大切な土づくりの時期であると捉え、これからも保育実践を行なっていきます。
(文責:高森)

【お知らせとお願い】
◎30日(土)卒園式を10時から行います。9時40分までの登園をお願いします。
おたよりでも知らせていますが、年中・年少児の送迎の時間は登園9時40分まで・降園11時30分までです。
ご協力をお願いします。

【今週の元気もん〜のぞみ大家族編〜】
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一緒に手を繋いで歩いたり、
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絵本を楽しんだり、
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喧嘩をしたら、みんなで相談!末っ子まひろもしっかり聴いてますよ!!
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泣き虫がいたら、話を聞くよ。『せいぎ〜、ちょっと手伝って』byふうか
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そうたろうははづきのジャンケンをお手伝い色々あるけど、みんなで一緒は楽しいんだ
【今週の人気メニュー】
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ささみのピカタ 小松菜の磯辺和え 春雨サラダ 豆腐の味噌汁

給食の先生からは『調理器具』のお話でした!フライパンにお玉、泡立て器…子どもたちは意外と名前を知っていてびっくりしました。『トング』はいつもバイキング給食で使っているので、みんなよく分かっていましたよ
 

 日中は、気候も暖かくなり、すっかり春の陽気になってきましたね。各地で大流行したインフルエンザですが、のぞみでインフルエンザにかかったのは、0歳児のこう1人だけでした。(こうはお姉ちゃんのがうつっちゃいました。)広安小学校でも、学級閉鎖が出たほどですが、なぜのぞみっ子はかからなかったのか!?たまたまかもしれませんが・・・そこには今まで積み重ねてきた秘密があります。

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みんな大好き週1回の運動遊びいい笑顔だね

 まず、ブログでも毎週のようにしつこくお知らせで訴えてきたように、ショッピングモール、イベントなどの“人ごみを避ける”ということが、病気にかからないための1つの方法だと考えています。セミナーにおいて「子どもと刺激」をテーマにした際にも、ショッピングモールやテーマパーク、人が多く集まる場所は、子どもの成長のためにも良くないという話しがありました。そういった他の理由もあるのですが、病気においても、まずは人ごみの場所には行かないようにすることが、1つの予防法だと思います。手洗い・うがいに加えて、保護者の皆様の協力があってのことだと感じています。

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『こうやってあらうとばい2歳児あらたもすっかりお兄さんです

 次に野菜中心の栄養満点の給食を食べているということもあげられます。昨年のゆいなは入園当初、好き嫌いが多く、食べられるものはほとんどありませんでした。インフルエンザにも2回かかり・・・しかしそんなゆいなも少しずつ野菜を克服していき、今ではおかわりをするほどに!そして今年はインフルエンザにもかからず、とても強くなりました。もし熱が出た、体調が悪くなった子がいたとしても、やはりよく食べる子は治りも早いということが、保育園で働いていてよく分かります。給食のようなバランスのとれた食事は、家ではなかなか難しいですが、少しでも気をつけていくことが、子どもたちの健康には欠かせないことだと感じています。

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『あたしおやつは食べるの早いのよ

 しかし感染力の強い病気、気をつけていてもかかる時はかかります。菌をよせつけない子どもたちの体力はやはり、毎日の散歩の積み重ねで培われているようです。夏の暑~い日でも毎日散歩に行っていました。散歩は子どもたちの忍耐力をつけるためにも行っているものですが、ここ数年でしっかり体力がついてきているのが分かります。

 また職員もインフルエンザにかかった人は0人です!毎日の散歩のおかげで、子どものみならず、職員も健康になっています!!

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オリーブタウンにて、リレー競争かなりの距離をしっかり走ります

 子どもが元気に保育園に行ってくれるということは、親にとっては本当にありがたいことです。

 今後も強く、逞しい子どもを育てていくために、保育園と家庭と協力して、共に頑張っていきましょう!
(文責:山下)
【お知らせ・お願い】
・3月22日(金)はお別れ遠足です。年長・年中は8時までに登園して下さい。途中暑くなるかもしれないので、長袖の下に、半袖のTシャツを着てきて下さい。祝日の休み明けになりますので、弁当も忘れずお願いします。天候次第では20日(水)に変更もあります。(弁当の日は変更ありません)よろしくお願いします。
・たんぽぽ組の部屋の『ハイチーズ』の写真が新しくなってますぜひご覧ください
・引き続き、年長・年中児は卒園式に向けて、呼びかけの練習に取り組んでいます。なるべくお休みのないようにお願いします。
【今週の元気もん】
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「みんなが病気になりませんように」馬水神社にてよくお参りしてます!
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「じゃんけんぽん」ひまわり対なずなでじゃんけん競争
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はづきをトントンしていて、そのまま眠ってしまいましたなんとも可愛い寝顔
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絵本に合わせて、パンダ親子体操大人気でした!
【今週の人気メニュー】
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だご汁 いも天 小松菜と高菜炒め 果物
熊本名物の高菜とだご汁野菜たっぷりであっという間の完食でした

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