先日、散歩時の絵本タイムの2日間、久し振りに民話「犬と猫と蛇の玉」の語り部をしました。新年度始まって間もないので聞いてくれるかなと思っていましたが、上の子達はよく聞いてくれていたようで、質問コーナーで内容をよく理解していると思いました。もちろん下の子どもたちは、静かにモゾモゾしたり眠ったりでしたが(^_^)
さて、のぞみでは3クラスとも朝、夕ののぞみの会後に二回、散歩時に全体で一回(昔話、自然科学、文学などの知育の本、心情を読み取る本など、曜日と担当を決めています)と少なくとも1日三回は「読み聞かせ」をしています。又、午睡の時間に入ると民話や創作話の語り部もあり「読み聞かせ」は多いほうです。
※2018年9月1日のブログ「のぞみの読み聞かせ」もご覧下さい。
ではここで、皆さんもお家でよくされている、「読み聞かせ」はどういう効果をもたらしているのか、考えてみました。育児書などでは、・親や先生とのコミュニケーションがとれ、信頼関係に繋がる・感情が豊かになる・想像力を育てる・知識が増える・集中力が身につく等が書いてありました。確かにのぞみの子どもたちは、大人では思いつかない発想がよく聞かれ、虫のこともよく知っているし、室内外に関わらず雑音の中、難しい絵本でも集中して聞いている子が多いです。個人差はあるものの、年々「読み聞かせ」が定着していると感じます。
しかし、自己満足に浸っている訳にはいきません。
先日、なのはな組の学童の先生より報告がありました!・長い話になると聞けない子が増えている・先生が話しているのにおしゃべりが多く、集中にかける子がポツポツと出始めたなど・・・、小学校に上がったのぞみの子ども達にも多くの洗礼が降り注ぎだしたようです。それはテレビ攻撃、ゲーム病、時には授業にきちんと参加できない子へ侵され始めたのかと思ったりもします。
🔶よく見てるねえ~ あれ? おーい絵本はこっちですけど・・・
🔶朝の「読み聞かせ」~たんぽぽ組~ 小さくても見れるんだよ
のぞみの子ども達は或る意味、ノーテレビ、ノーゲーム、そして反電子媒体を園の基本方針として貫いてきました。それと比べ殆どの同学年の子ども達は、のぞみとは真逆の環境とも言える状態で小学校へ来ます。そこで、のぞみっ子は、強力で魅力的な波にどう対処させていけばいいか?職員一同悩むところです。これからこの常識という世間の荒波をどう乗り切らせるか?大きな大きな指導者側の課題が、なのはな組の在り様から今浮かんできます。
今後セミナー等でも英知を結集して打開策を模索していきたいと思います。理想的で聖域の様な「読み聞かせ」の実践で、想像力豊かで、物語の内容を楽しみ味わう子づくりに満足する事なく、それを踏襲した小学校時代ののぞみの子ども達の生き残り戦略が待たれます。
文責:太田
【お知らせ】
・コロナ感染予防の自粛期間は解除されましたが、人混みを避け、生活リズムに気をつけるなど,病気にならないようにしましょう。油断しないほうがいいですね!
・降園後、駐車場で遊んでいる子が増えてきました。車の出入りが多いので危険です!お迎えが来たら帰るようにしましょう!
【今週の元気もん】
🔶今年度初のクラス対抗 「おつかいありさんゲーム大会」
優勝は・・・ひまわり組 おめでとう~ やったね
🔶5月入園の3人娘です!すっかりのぞみっ子なりました
♡もえで~す!(山内萌愛さん)
♡さきで~す!(高田紗妃さん)
♡ゆかで~す!(高木侑花さん)
🔶オリーブタウンで運動遊び! 1周およそ100メートルの持久走
年長は5周走りました!学童最高記録10周
【今月の人気メニュー】
・ポークカレー・さつまいものひじき煮・トマトのしらす和え・バナナ
【昼食1分授業】
・5月はマナーの話を中心に授業がありました。
箸の選び方では、手のひらの長さ(中指のところ)+3㎝の長さが丁度いい!という話でした。
・栄養の話では、「三色食品群」を津田先生手作りのマグネット式パネルで、その日の材料を上手に赤、黄、緑に分けていました。